男性不妊改善に効果大のコエンザイムQ10【精子数・運動率・奇形率に影響】

妊活サプリメント

 

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男性不妊なんだけどいいサプリないかなー?

精子が少ないんだけど改善できませんか?

精子の運動率が悪いんだけど治せますか?

妊娠率が上がるサプリや医薬品を探しています。

コエンザイムQ10が不妊に良いって聞いたんですが。

こんな疑問にお答えします。

サプリメント(健康食品)や医薬品でも幅広く利用されているコエンザイムQ10。雑誌やメディアを介して、耳にしたこともあるかもしれません。コエンザイムのメイン効果としてはその強力な抗酸化作用です。

この抗酸化作用は男性不妊に多大なる改善効果が期待されています。実際に、病院・クリニックでもコエンザイムを抗酸化の観点から男性不妊患者へ処方される所も今では多くなりました。

この記事でわかること
  • コエンザイムQ10が精子の質を改善でき、世界中で改善報告が多数あるということがわかる
  • コエンザイムを適切に服用することで精子の質が改善できるということを知ることができる
  • 継続することであなたの精子の質は改善でき、妊娠の確率が上がる

おすすめのコエンザイムQ10に関してはこちらの記事で説明しています。

コエンザイムQ10とは

コエンザイムQ10は、ほぼ全ての細胞に存在していて、エネルギーを作り出すために必要な補酵素の1つです。

人を対象とした質の高い試験から、色々な状況におけるコエンザイムQ10の安全性および有効性に関する情報が得られています。

コエンザイムQ10とは?

コエンザイムQ10(CoQ10)は細胞が適切に機能するために必要な抗酸化物質になります。

CoQ10は植物、細菌、動物および人が保有しています。細胞は成長や健康の維持に必要なエネルギーの産生にCoQ10を利用します。

CoQ10含有量が最も高いのは、心臓、肝臓、腎臓および膵臓です。 活発的に動く器官、言い換えると大量のエネルギーを必要とする器官ほど多く含まれています。

最も量が多い器官は、1日に10万回以上も収縮と弛緩を繰り返し全身に血液を送り出してくれる心臓です。 続いて、肝臓や腎臓になります。

人間の体は約60兆個の細胞で構成されていて、細胞の中にあるミトコンドリアで血中のブドウ糖と酸素を燃焼させ、生活に必要なエネルギーを作っています。 活発に活動する上で、コエンザイムは欠かせないのです。

しかしCoQ10濃度は加齢に伴い減少してしまうのです。CoQ10濃度が減少する境目は、なんと20歳からになります。

コエンザイムQ10は別名ユビキノンとも呼ばれていますが、これは、コエンザイムQ10があらゆる細胞や血液中に存在することから、ラテン語で「いたる所に存在する」という意味を持つ「ubiquitous(ユビキタス)」という言葉に由来するものです。

コエンザイムの効能効果

注意点ですが、コエンザイムは一般的に健康食品として扱われています。医薬品と違い、効能効果は謳えません。医薬品でも同じですが、服用することで100%効果がでるわけではありません。

CoQ10サプリメントは一部の心血管疾患患者に有益という研究結果が得られています。CoQ10の大きな作用としては2つあります。

1つは細胞のエネルギー産生の力になるということです。

人間が生命活動を行うにはエネルギーが必要です。食事から摂取する糖質・たんぱく質・脂質などの栄養素がありますが、これをもとに細胞内に存在するミトコンドリアによって、ATPというエネルギー単位が産生されます。

コエンザイムの働きがいかに大切かがわかると思います。

2つ目が強力な抗酸化作用です。つまり体の細胞の酸化を抑える作用になります。分かりやすく言うと金属の錆(さび)です。

金属の錆と同じように私たちの細胞も錆て老化していきます。抗酸化というのはこの錆を無くす働きをするのです。

一般的に期待される効能効果

そして上記2つの効果により期待される一般的な効能として以下のものがあります。
  • 疲労回復効果
  • 肌の老化を防ぐ効果
  • 心臓機能を保護する効果
  • 生活習慣病を予防する効果
  • 関節痛を改善する効果

男性不妊に期待される効果

 

このサイトは男性不妊への情報サイトですので男性不妊に期待される効果に重点を絞っていきます。

薬剤誘発性の筋力低下、生殖障害、がんなどの疾患に対するCoQ10の効果についても研究されていますが、これらの研究結果には限界が認められ、結論は得られませんでした。しかし、実際には病院クリニックでは男性不妊患者へ、コエンザイムQ10は処方されており、一定の効果を期待されて処方されています。

生殖障害への効果に関しての研究では限界があり、はっきりとした結論が出されていませんが、実際に病院やクリニックで男性不妊患者へ処方されていることから一定の効果があると知られています。

ではなぜ男性不妊患者へ処方されるのでしょうか?

1つ目がミトコンドリアへの作用です。ミトコンドリアは精子の運動に大きく関わっています。

受精すると中心体の部分から下は切り離されてミトコンドリアは意味をなしませんが、問題なのは卵子まで到達するまでの間です。

卵子まで様々な難関を潜り抜けて到達するには精子の運動力、稼働力が必要不可欠になります。

ミトコンドリアに作用し、ミトコンドリアを活性化させるとされる成分は色々ありますが、コエンザイムQ10はミトコンドリアを活性化させる最も有名な成分の1つになります。

2つ目が抗酸化により精子に多大なる影響があるということです。

男性不妊は精液検査によって基本4つの症状に分けられます。乏精子症、精子無力症、精子奇形症、無精子症の4つです。

そして抗酸化作用はこの4つの中で、乏精子症・精子無力症・精子奇形症を改善する効果が期待されています。

この3つに一度に効果が期待されているものは禁煙、ストレス解消、栄養不足改善、抗酸化、葉酸、亜鉛の6つとされていて、そのうちの1つが抗酸化になります。

服用で改善を目指すなら抗酸化物質、葉酸、亜鉛は摂取したほうがいいでしょう。

抗酸化は活性酸素を除去してくれる働きがあります。この活性酸素は精子には天敵であり、精子の質を低下させる原因になります。

不妊男性においてCoQ10が精液の質および精子数を改善するというエビデンス(証拠)が2010年に報告されていますが、この改善が受胎率に影響するかどうかまでは不明です。

コエンザイムが不足するとどうなるのか?

ではコエンザイムが体内で不足するとどのような症状が起こるのでしょうか?

  • 疲れやすくなる
  • 肩がこる
  • ボケやすくなる
  • 倦怠感が出てくる
  • 頭が痛くなる
  • 肌の調子が悪くなる
  • 風邪をひきやすくなる
  • 血行が悪くなる
  • 手足の冷え、むくみが起こる
  • 疲れがとれず目覚めが悪くなる

様々な症状が表れてしまい、生活する上でなんとかしたくなる内容ばかりです。不足することで生じる症状と服用によって改善する目的は違うことがあります。

コエンザイムQ10のQ&A

コエンザイムQ10に関してよく質問される内容をいくつかまとめていきます。

当然私が勤めているドラッグストアでもコエンザイムQ10は取り扱っていて、なかなか認知度があるのか売れています。

店頭でもよく聞かれる内容も合わせてご紹介していきます。

1日に必要な摂取量

これは非常に難しいのですが、コエンザイムQ10は20歳をピークに年齢と共に減少していきます。よって、年齢によって1日に必要とされる摂取量が変わってきます。

ただ、自分が今どれくらいコエンザイムが減っていて、どれくらい必要なのかまではわかりません。

ビタミンと違い、コエンザイムは体内でも生成されますので、あくまで目安でしかありませんが、50mg~300mgが1日の摂取量であるとされています。

20歳の人の心臓に存在するコエンザイムQ10を100とすると、40歳で68.2、80歳で42.9まで減少すると言われています。

つまり年齢が高いほど1日の摂取量は多く必要となります。

また健康を維持するだけでしたら1日50mg、美肌や体質改善には100mg、病気や体調不良、激しいスポーツをしている場合は300mgが望ましいとされています。

私個人の考えですが、男性不妊で精子力を改善したい場合は、200~300mg摂取してもなんら問題はないと考えます。

一般的なコエンザイムQ10のサプリメント1日分はおよそ100mgとなっています。どの成分も高濃度が精子改善のポイントです。

ちなみに食品安全委員会では重篤な副作用がないことから上限設定はありませんでしたが、中間報告で300mgと設定。アメリカではなんと1200mg。かといってあまりにも過剰摂取はやめましょう。

コエンザイムを含む食品は?

毎日の食事でコエンザイムQ10を摂取したい場合は何を食べればいいのでしょうか?コエンザイムを多く含む食品には以下のものがあります。

  • かつお
  • イワシ
  • さば
  • 牛肉
  • 豚肉
  • ブロッコリー
  • ホウレンソウ
  • ピーナツ
  • 大豆
  • チーズ
  • ヨーグルト

以上がコエンザイムを含む食品としては有名です。魚介類に多く存在しています。

しかし1日摂取量はイワシなら12匹、牛肉なら1キロが必要であり、現実的ではありません。といいますか無理ですよね?

ですから必要な栄養素はサプリメントで摂取した方が簡単ですし、効率もいいのです。

コエンザイムの副作用と危険性

CoQ10の使用に関連した重篤な副作用は報告されていません。

最も多く認められたCoQ10の軽度な副作用は不眠症、肝酵素上昇、発疹、悪心、上腹部痛、浮動性めまい、光線過敏症、易刺激性、頭痛、胸焼けおよび倦怠感です。

CoQ10を妊婦および授乳期の女性が服用するべきではありません。その場合、医師へ相談してください。

CoQ10は抗凝固剤(抗凝血剤)のワルファリン(ワーファリン)の作用を減じる可能性があります。ワルファリンはある程度高齢だと服用している人は非常に多いので注意してください。

コエンザイムはいつ飲むといいのか?

これも非常に多い質問です。CoQ10は脂溶性の栄養素になります。ですから脂肪分と一緒に摂取した方が体に効率的に吸収されます。

この事から食後にコエンザイムQ10を摂取する方がいいと言えます。

ただし、サプリメントは継続して毎日服用することで徐々に効果がでてきます。

1度服用を忘れたら元に戻ってしまうくらいの気持ちで継続したほうがいいです。朝か夜のあなたが忘れないタイミングで服用してください。

食後に飲むことが出来ない場合でも、コエンザイムQ10を摂取する前には何かを口にした方が体への吸収率は高まります。

どれくらい服用すると効果があるのか?

これも多い質問です。まずコエンザイムは健康食品であり、医薬品ではないので効能効果は謳えないです。

つまり効果があります、絶対効きますとは言えません。しかし医薬品でも効果がない場合もあります。

健康食品であるコエンザイムを服用する目安としては「3か月」と一般的には言われています。

私も店頭で質問された場合は最低3か月は服用してみてくださいと多くの商品でお伝えしています。

例えば、長い期間の不摂生や栄養不足などで精子力が衰えてしまい、男性不妊になっているわけですので、それをたった1か月や1瓶服用しただけで改善できるという美味しい話にはなりません。

精子は88日間かけて作られ体外へ射精されますので、この意味からも3か月は最低でも必要になるかと思います。

当然、中には1週間コエンザイムを服用しただけで寝起きが楽になったなど改善傾向が顕著にわかる人もいます。

その場合はその人にはその医薬品、健康食品が合っていたと判断できるのです。

合っているかどうかは服用してみないことにはなんとも言えないことになります。こればかりは医師にも誰にもわかりません。

コエンザイムを服用しても効果がない場合

効果が感じられない、効果がないと思う人には特徴があります。

まず毎日継続していない、そして途中で服用をやめてしまっている人が大多数ということです。

何度も言いますが、継続して服用することで効果がでてくるのが医薬品のビタミン剤や健康食品になります。

それ以外で考えられることとしては、しっかり体内に吸収されていなく機能していない場合、その栄養素が不足していなかった場合などが考えられます。

吸収力というものは非常に重要です。商品のパッケージにはその吸収率などは記載されていませんが、実際に吸収率というものがあります。

吸収率は商品によって全然違いますし、吸収率と値段は比例していることが多いです。

安価なサプリメントを服用継続していても効果がない場合は、少し価格帯を上げてみるのもいいかもしれません。

また、どんな内服も個人差が当然ありますし、どの栄養素が体に不足しているのかなんて一部採血で判明できるもの以外、わかるはずがないのです。

コエンザイムQ10「3つの型」の意味と違い

ここまでコエンザイムQ10についての概要を説明してきましたがここからはどういうコエンザイムQ10があるのかについてご説明していきます。

ここからが本題です。コエンザイムには実は3つの型が存在しています。

それは酸化型・還元型・自己乳化型の3種類です。それぞれについて見ていきます。

酸化型コエンザイム

1つ目が酸化型コエンザイムQ10です。コエンザイムサプリの初期段階になります。

サプリメントなどで販売されている商品は、以前はほとんどがこの酸化型でした。

コエンザイムは体内でも生成されるのですが、体内で生成されるコエンザイムは還元型になります。

酸化型のコエンザイムを摂取した場合、体内で還元型に1度変換するというひと手間が加わって、還元型として効果がでてきます。

しかし加齢や病気、ストレスによって酸化型を還元型に変換する力が弱まってしまいます。

つまりせっかく服用したコエンザイムのうち、少量のみがエネルギーとして使われることになるので効率はあまりよくありません

還元型コエンザイム

2つ目が還元型コエンザイムQ10です。コエンザイムサプリの第2形態で、今では主流はこの還元型コエンザイムになっています。

酸化型と違い、還元型は体内で変換される必要がありませんので体内で働く形のままで摂取することができ、多くのエネルギーとして利用されますので、酸化型と比べると非常に効率が良くなっています。

価格帯は多少高くなりますが、体内へしっかり吸収されない安いコエンザイムを長期間服用するくらいなら、吸収力があり、効率の良いコエンザイムを服用したほうが効果を実感しやすくなります。

自己乳化型コエンザイム

3つ目が自己乳化型コエンザイムQ10です。コエンザイムサプリの最新形態です。

まだそれほど多く浸透されてなく、日本ではまだ流通していません。自己乳化型の一番の特徴はその圧倒的な吸収率です。

吸収率が重要というのは上述しましたが、自己乳化型の吸収力は既存コエンザイムの実に10倍になります。ミトコンドリアへ作用を期待される次世代型コエンザイムです。

コエンザイムQ10が精子に良いとされる論文

論文をいくつか見ていきましょう。

Andrologia. 2013 Jan 7.doi: 10.1111/and.12062.

3ヶ月のCoQ10の摂取が精漿(せいしょう)での酸化ストレスを減らし、精子の検査数値と酸化防止酵素の活動の改善に寄与している

j.juro.2012.03.131. Epub 2012 Jun 15.

コエンザイムQ10の継続的な投与と精子の濃度、運動率、正常形態率に良好な関連があることが判明した。

コエンザイムQ10は抗酸化剤になります。抗酸化は男性不妊の精子へ良い影響がでているという報告が多数存在しています。

それもあって病院やクリニックで薬物療法を選択する際、コエンザイムQ10やビタミンEなどの抗酸化剤からスタートする所も多いのです。

Hum Reprod 2016; 31: 2090(米国)

4週齢のC57B16メスマウスに、通常食あるいは高脂肪高糖質食を6週間与え、その後コエンザイムQ10あるいはプラセボを6週間投与しました。卵巣刺激により卵胞発育させ、採卵した卵子の状態を観察。また、その卵子を用いて体外受精を行い、正常マウスに移植しました。高脂肪高糖質食群は対照群と比べ有意な体重増加がみられました(29g vs. 22g)が、コエンザイムQ10は体重には影響を与えませんでした。また、高脂肪高糖質食群は対照群と比べATP、クエン酸、クレアチンリン酸が有意に減少し、活性酸素は有意に増加しました。コエンザイムQ10は、通常食群ではこれらを是正する効果がありましたが、高脂肪高糖質食群には効果を認めませんでした。しかし、コエンザイムQ10は、高脂肪高糖質食群でみられたミトコンドリア分布の異常を是正しました。また、コエンザイムQ10は、紡錘体形成と染色体の配列を正常化する効果を認めました。しかし、これらの卵子で体外受精を行った結果は、全ての群で有意差を認めませんでした。

あくまで動物実験レベルですが、肥満により卵子も精子も質が低下することは判明しています。この論文はコエンザイムにより卵子の質を回復し、ミトコンドリアの一部機能を回復させたというものです。

コエンザイムは精子のミトコンドリアへも改善が期待され、精子の質を改善したい場合、コンザイムをはじめとする抗酸化剤は一定の効果が期待できます。

スペインのロビラ・イ・ビルジリ大学とぺレ・イ・ビル尻研究所、メキシコのグアダラハラ大学は共同で、無作為化臨床試験の最も広範かつ体系的なレビューを行い、様々な栄養素やサプリメントが精子の質と男性の授精能にどう影響するかを調べた。結果、精子数・濃度上昇・運動率上昇・形態の向上すべてにおいてコンザイムQ10は改善効果がみられた。

この結果から、コエンザイムサプリメントによって一定の精子に対する効果が出ることが判明している。

男性不妊で精子の質を改善したいのであれば、コンザイムQ10はまず検討するべきだと考えます。

まとめ

まとめ
  • コエンザイムは人間が動くために必要なエネルギー源であり、強力な抗酸化作用がある抗酸化物質である
  • 抗酸化により卵子や精子のミトコンドリアが活性させ、質の向上に期待されている
  • コエンザイムには酸化型、還元型、自己乳化型の3つのタイプがある
  • 食後に服用するのがベストで、改善を目指すなら1日200~300mgほどの服用継続が必要
  • コンザイムQ10は病院やクリニックでも不妊治療で処方され、精子数・濃度・運動率・奇形率に影響すると言われている

抗酸化物質はたくさんあり、ビタミンEやC、リコピンなども抗酸化物質です。

サプリ等で100%が改善できるわけではありませんが、コエンザイムQ10が男性不妊の精子へ良い影響があるとされる報告が非常に多いです。

あなたも男性不妊で悩んでいるのであれば、是非コエンザイムQ10を服用開始してみてください。

数か月後には精子力が回復して妊娠を目指せる精子力になっていることを願っています。

私ももう少しで二人目を考えていますが、おそらく私の不妊は元に戻っていることでしょう。育児中、まったく精子に良い行動やサプリの服用を継続できていませんでした。

その際はコエンザイムQ10をはじめとする抗酸化剤の服用は検討しています。

ではどのコエンザイムQ10を服用するのが効率が良く、妊娠の確率を上げることに期待できるのか?

不妊改善におすすめコエンザイムQ10商品に関しては上記記事で詳しく説明しております。

 

参考文献

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