【妊娠したいのにできない】必要なことは3つだけです【女性向け】

不妊知識
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  • 妊娠したいのにできないのはなんで?
  • 検査で問題は無かったのになんで妊娠まで至らないの?
  • 妊娠率を高める方法は何か無いの?

こんな疑問にお答えします。

基本的には男性向けの情報がメインなので女性向けの記事は数少ないですし、情報も多くは載せていませんが、妊娠したいあなたに向けて価値のある、意味のある情報をまとめました。

読み終えた後、今すぐできることを実行に移してください。

この記事でわかること
  • 妊娠に必要なことが3つわかる
  • 妊娠の確率を少しでも高める方法がわかる
  • 行動に移すことで、数か月後、妊娠できる可能性が高まる

妊娠に必要なことはたった3つだけです

妊娠に必要なことは基本的には3つです。

  • 妊娠=精子×卵子×タイミング

このことを頭に置いて読み進めてください。

男性、女性共に不妊原因がない場合、上記3つを最大限発揮できれば妊娠は可能です。

もし不妊原因が発見された場合の不妊治療は、上記いずれかを治療・改善・補助するものがほとんどになります。

妊娠できる精子と卵子をしっかり準備して、タイミング良く出会わせることが全てです

ところが多くの夫婦は男性側の、つまり精子の事を調べて改善しようとはしません。

何故なら、未だに不妊は女性のものであるという固定概念が強いからです。

女性側も「なかなか妊娠しない」となったらまず自分が検査をしてみるという女性は多いのではないでしょうか。

あるいは、男性が一緒に病院へ行くことを嫌がる場合が多いと思われます。

結局、卵子とタイミングだけで妊娠を目指している場合がほとんどになるのです。

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そこに精子が加われば妊娠の可能性が高くなるはずなのにです。

そもそも妊娠率は何%か知っていますか?

何年も避妊をしていた人が「避妊をやめればすぐに子供ができる」と思っていた、なんて話はよく聞くと思います。

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私たち夫婦もそんな時期がありました。

避妊を辞めて数か月しても妊娠しないと「不妊では?」と焦ると思いますが、その焦りは妊娠のメカニズムをただ知らないというだけなんですね。

健常な20代の男女がタイミンを合わせてセックスを行った場合、1か月での妊娠確率は20%程度と言われています。

単純に考えて5か月に1回しか妊娠しない計算です。

それをさらに年齢別にするとこうなります。

  • 20代前半・・・20%~25%
  • 20代後半・・・20%
  • 30代前半・・・15%~20%
  • 30代後半・・・10%
  • 40歳・・・5

高齢になればなるほど確率は下がってきます。

これは精子と卵子のいわゆる老化が原因ですが、自然妊娠だけではなく、体外受精や顕微授精でも年齢による確率低下は顕著に現れます。

妊活を行って妊娠を目指しているご夫婦は、どれくらいの頻度で性交渉を行えば妊娠するのか?を度々考えると思います。

  • 日性交で37%、
  • 1日おき性交で33%
  • 1週間おきで15%

日本は世界的に見てもセックスの回数が少ない国として有名です。

妊娠ができるタイミングは排卵時ですので1か月に1度しかありません。

更に細かく言えば、授精可能期間というものが精子と卵子それぞれにありますので、タイミングというのは非常に重要なわけです。

妊娠できる卵子は4個に1個の割合という事実

妊娠可能な卵子は4個に1個の割合で出現します。

つまり4か月に1個、4か月に1回妊娠できる確率になります。

学校の授業では妊娠の仕組みを事細かく伝えることはしませんので、精子と卵子が出会ったら妊娠してしまうイメージがある人は多いかもしれません。

しかし、実際には精子と卵子が出会っても受精しなかったり、すぐに消えてなくなってしまったりすることが多いのです。

多くの女性は毎月の生理後に妊娠のチャンスがあると思っているかもしれませんが、実際は単純計算すると1年に3回しかチャンスがないわけです。

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だからと言って「毎月頑張っても意味がない」というわけにはいきません。

どの月のタイミングで妊娠できる卵子が出てくるのかわかりませんし、その時に卵子の質が悪かったり、タイミングをとれなかったりすると元も子もないわけです。

そうこうしているうちに1年はあっという間に過ぎ、気付けば妊娠が厳しい年齢になってしまうという最悪のケースにも繋がります。

ですから、毎月しっかりと卵子の準備を行って妊娠に備えておかなくてはいけません。

精子の質を上げる=妊娠の確率を上げるということ

妊娠は精子×卵子×タイミングで、特別な事由がない限りこれが全てです。

卵子とタイミングに関して夫婦で考えて妊娠を目指しているパターンは多いものの、精子へのアプローチをしている夫婦はそれほど多くありません。

不妊で外来へ行き、精液検査したら異常が見つかった場合、初めて精子について考え始めるのが普通だからです。

例え精子に異常がないと判断されたとしても、精子の質を向上することで妊娠確率が高まることをご存じでしょうか?

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妊娠に影響を与える精子のステータスは4つです。

妊娠に影響する4つの精子ステータス
  • 精子の数
  • 精子の運動率
  • 精子の奇形率
  • 精子の質

同時にこちらもご覧ください。WHOが示したの精液検査正常値です。

検査項目下限基準値
精液量1.5ml以上
精子濃度1500万/ml以上
総精子数3900万/射精以上
前進運動率32%以上
総運動率40%以上
正常精子形態率(厳密な検査法で)4%以上
白血球数100万/ml未満

精子数は単純に精子の数です。

もちろん多い方が良く、少ないと妊娠には至りません。

WHOが示した下限基準は1500万となっています。

通常1憶いれば多いと言われています。

精子の運動率は精子が卵子にたどり着く確率に直結します。

当然運動率が高い方が、卵子に到達できる精子の割合が高まります。

WHOが示した下限基準は40%となっています。

次に精子奇形率ですが、WHOの場合、正常精子形態率で表されている部分です。

4%以上の正常形態率であれば問題なく、逆に言えば96%以上の奇形率だと妊娠の確率は低くなります。

奇形率が高いと、運動率低下を招き、受精の先体反応が起こりにくくなります。

最後に精子の質です。

これの一番厄介なところは、目では見えないということです。

質をデータとして算出できる施設は極一部に限られていますし、高額で時間もかかるため現実的ではありません。

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つまりわからないわけです。

しかし、精子の質を悪くする原因である「DNA損傷」は誰にでも確実に起こっています。

老化はもちろんのこと、射精する時点でもDNA損傷は起こります。

質が悪いと受精の先体反応が悪かったり、その他のステータスが悪くなることに繋がります。

ただ、面白いことに精子DNA損傷は卵子が修復することができます。

卵子の遺伝子修復に関与する遺伝子を調べたところ、若齢マウスと比べ高齢マウスで、GV卵の21遺伝子、MII卵の23遺伝子で遺伝子発現の有意な低下を認めました。遺伝子発現が低下したのは、主に二重鎖切断経路(DSB)、ヌクレオチド除去修復経路(BER)、DNA損傷反応経路(DDR)の遺伝子群でした。DDRはγH2AX標識により識別が可能であり、1Gy照射の受精時には若齢マウスではDDRが増加しましたが、高齢マウスではDDRに変化がありませんでした。また、1Gy照射の2細胞時には、若齢マウスも高齢マウスもDDRが低下しました。なお、GV卵もMII卵も遺伝子修復遺伝子発現は、若齢マウスと比べ高齢マウスでおよそ50%低下していました(BER遺伝子のSlk、DDR遺伝子のTop3、DSB遺伝子のRad51)。

Hum Reprod 2020; 35: 529 doi: 10.1093/humrep/dez308

簡単に要約すると、精子DNA損傷は卵子が修復するが、老化した高齢卵子ではその機能は低下してしまいますよ、っていう内容です。

思い出してください。

妊娠=精子×卵子×タイミング

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卵子だけ、精子だけ準備してもダメなんですね。

どちらの準備もしっかりしている必要があるわけです。

そして、精液検査で異常がないと判断されたとしても、精子の4つのステータスを向上させることで妊娠の確率は高まります。

  • 例えば、1憶いれば多いと言われる精子数ですが、子だくさんで有名なビッグダディは精子数5億でした。
  • 例えば、限りなく精子数が少なかった人が、奇跡的に妊娠したのですが、運動率を調べたら90%を超えていました。

「問題ないと言われたから何もしない」というのは非常に勿体なく、妊娠を待っている間、あなた方夫婦がやれることがたくさんあります。

確率が上がると言っても劇的に20%が50%に上がるわけではありません。

そんなものはこの世に存在しません。

20%が21%になるだけかもしれませんが、それでも絶対に妊娠する方法が未だにない現代において、その1%の向上でも意味のある、価値のあるものではないでしょうか。

「妻が飲むべき成分」と「夫が飲むべき成分」

それでは妊娠の確率を上げる方法を紹介しますが、世の中にはたくさんの妊活グッズや方法が溢れかえっています。

どれを信じて実行するかはあなた次第です。

他人が決めて服用するものではありませんし、それでは続きません。

たくさんある中で、たった1つでもいいので「これやってみよう」と思えたものを是非スタートして、継続してみてください。

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私が紹介するのはサプリメントです。

  • 「えーサプリなんて効くの?」
  • 「もう飲んでるわー」

という人もいるかもしれませんが最後まで読んでみてください。

ポイントは3つです。

妊娠するためにサプリを飲むポイント
  • 効果や作用をしっかり理解すること➡継続に繋がる
  • しっかりした濃度を服用すること➡維持ではなく改善に繋がる
  • 夫婦で協力し、継続すること➡妊娠に繋がる

ただ何となく良いと言われているから服用するのと、どういう効果があるかを理解して服用するのとでは意識と継続力が全く違います。

またすぐに効果がでるものではありません。

効果がないという人の多くは、しっかり容量を飲んでいないか、継続して服用していなかった人が大半です。

最低でも3か月~半年は続ける気持ちがある人だけスタートしましょう。

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途中で辞めそうな人は始める必要はありません。

時間とお金が無駄になるだけですから。

まず商品ではなく成分を説明しますのでどういう効果が期待されるのか把握してください。

これを知っているだけでも服用するときの気持ちが全く違います。

妻が飲むべき成分① 葉酸

葉酸と妊娠の関係
  • 葉酸が不足することで胎児の神経管閉鎖リスクが高まる
  • 過剰摂取でも胎児の障害リスクが高まる
  • 妊娠の1か月ほど前から摂取し、授乳が終わるまで必要な栄養素

女性が妊娠を目指した時に摂取すべき成分の筆頭はやはり葉酸です。

しかし、葉酸を服用することで妊娠率は高まりません。

ではなぜ葉酸が必要かというと、不足することで胎児の奇形リスクに影響が出てしまうためです。

せっかく出産しても葉酸が不足していたためにリスクを負わせてしまうことは悲しいことですよね。

妊娠してから葉酸を飲み始める女性もいますが、それでは遅いです。

妊娠の1か月前あたりから服用を始めた方がいいのですが、いつ妊娠するのかはわかるはずがありません。ですので妊娠を目指し始めた時から服用を開始しましょう。

そして女性の場合は授乳中にも普段より多くの葉酸を必要とします。

可能であれば、授乳が終わるまで服用を継続するべきでしょう。

妻が飲むべき成分② 亜鉛

亜鉛は生殖機能上、受精・着床・妊娠予後に有利に作用することが知られています。

ということは女性にも必要な栄養素であるということです。

血液中の銅濃度が高く、亜鉛濃度が低くなると、妊娠率が低下する。

出典:BMC Res Notes. 2017: 10; 387.

妊娠率にも実は関わってきます。

名医は血液検査を行い、血中の銅濃度と亜鉛濃度を測定し、サプリ等により血中の銅や亜鉛濃度をコントロールすることがあります。

実際にたったこれだけでずっと不妊だった夫婦が妊娠するケースもあるのです。

また妊娠中の女性では、鉄分は通常の約2倍、亜鉛は通常の約1.5倍必要となります。

ある報告では、妊娠が進むほど妊婦さんの血清亜鉛値の低下が報告されています。そのため妊婦さんに多い貧血は、亜鉛欠乏性貧血であることが多いと言われます。

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妊娠すると女性は味覚が変わり、好きな食べ物や嫌いな食べ物が変わると聞いたことありませんか?

味覚の変化は当たり前に起きることだと思われがちですが、この味覚の変化を生じさせる1つの原因として亜鉛不足が指摘されているのです。

つまり味覚が変わった場合、軽度の亜鉛不足状態であると言えるのです。

妻が飲むべき成分③ ビタミンD

ビタミンDはアメリカでは服用すべきビタミンTOP3に入りますが、日本ではおそらく入っていません。

妊娠出産には非常に重要な成分なのに、このことを知っている人はそれほど多くありません。

ビタミンDは女性の場合、流産リスクと着床に影響を与えます。

色々、不妊に効くと言われて飲んでみたけど、妊娠に至らないご夫婦は是非服用してみると良いでしょう。

ビタミンDを摂取しただけで今まで着床すらしなかったご夫婦が着床・妊娠に至ったケースは結構存在します。

  • 習慣性流産の女性はビタミンD欠乏が多く免疫異常のリスクも高い
  • ビタミンD不足は初期流産のリスク上昇と関連する
  • 40代ではビタミンD濃度が低い女性ほど卵子の減少が早い
  • ビタミンD濃度は子宮内膜の着床環境に関与している
  • ビタミンDは子宮内膜の環境を整えるために、着床に必要である

 

ビタミンDの働きには、胚(受精卵)が着床し胎盤が形成されるのを制御する役割がありますので、ビタミンDが不足すると着床しにくくなり、胎盤の形成が不十分になるという報告があります。

また、子宮内膜症や多嚢胞卵巣症候群といった不妊症の原因となる病気を持つ人は、血中のビタミンDの濃度が低いというデータがあります。

妊娠を目指すなら摂取することで過剰でなければマイナスとなる要素はほとんど見つかりません。

妻が飲むべき成分④ マカ

「マカは男性が服用するより女性が服用したほうが妊娠の可能性を高められるます。」
では、その論文等を見ていきましょう。

そもそもマカは動物実験段階では効果が見られていました。

ラットなどの小動物の場合は、精子数の増加や性的活動力向上などが判明し、ウシなどの大型動物の場合は、精子数と精子の質向上が見られていました。

ではヒトの場合はどうだったのか?

ペルーにて9人のもともと精液検査で異常が無い人にmacaを4ヶ月服用してもらい、服用前の精液検査と比較した。その結果、精液量・総精子数・運動精子濃度・精子運動率が改善した。

出典:Asian J of Andrology.3: 301-304, 2001

これだけ見ると、マカは精子改善に期待できる!と思うかもしれませんが、実は世界でも精子改善に繋がっている報告はたったこれだけなんです。

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1つしかないんですよ。

しかもたかだか9人の、精液所見にはなんら問題が無い検体を使っての結果です。

さすがにこれだけでは科学的根拠どころか、サンプル数や解析方法に疑問の声が上がるのは当然ですよね。

では女性の場合はどうでしょうか。

今回の研究結果から、マカはストレスなどで低下する排卵誘発時の黄体形成ホルモン分泌を促進させることが明らかになりました。このことからマカは排卵機能の低下、それに起因する不妊症への効果を期待できる食品であると確信しました。

出典:https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0378874113008635

女子の不妊を応援しているヤマノが10年以上に渡った研究結果の一部が欧州の学術誌「Journal of Ethnopharmacology」2月4日号において論文掲載されました。

これは世界で初めてマカの効果が傍証された結果に繋がっています。

黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンは、視床下部からの刺激により下垂体から分泌され女性の排卵を誘発します。しかしストレス等によってその分泌量が低下すると排卵が起こらなくなります。そこで雌のラットに極軽度のストレスが存在する環境下、自由摂食の飼育でマカを混ぜた餌を与えたラットとマカを混ぜない餌を与えたラットに分け、排卵直前の黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの血中濃度を測定してみると、普通の餌のみを食べていたラットはホルモンの数値が低いのに対し、マカを混ぜた餌を食べていたラットの黄体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの数値は上昇し、尚かつ血漿中の黄体形成ホルモンは用量依存的に上昇するという結果をもたらしています。

上記ホルモンに関与するだけでなく、上述したようにマカは血流が良くなることも女性の冷えを改善する効果が期待できるので、不妊に天敵な冷えの事を考えてもマカは女性こそ服用すべきであることに繋がります。

以上の結果から、不妊で悩む夫婦の場合、マカは男性が服用するより女性こそ服用すべきであると結論付けられます。

妻が飲むべき成分⑤ 抗酸化物質

抗酸化物資といえば、その筆頭はコエンザイムQ10になります。

病院処方でも不妊治療のスタートとしてコエンザイムは度々使われます。

CoQ10摂取による卵巣機能向上についてのカナダの不妊治療クリニックの研究チームの報告になります。

8ヶ月の高齢マウス40匹をコントロール群とCoQ10摂取群に分けて、18週間飼育。摂取期間終了後、卵巣刺激を行なったところ、CoQ10摂取群では、活性酸素濃度が低下し、ミトコンドリア活性度が向上し、卵巣刺激によって、正常な卵子数が顕著に多くなりました(コントロール群:摂取群=11.7:19.2)。

The use of mitochondrial nutrients to improve the outcome of infertility treatment in older patients, Yaakov Bentov, et al., Fertility and Sterility, 93(1), 272-275 (2010).

女性の卵子は胎児のときに一生分が作られますが、加齢に伴い卵子の質は低下し、受精率も低下します。

その理由は、酸化ストレスとミトコンドリアのエネルギー産生効率の低下によるもので、抗酸化作用とエネルギー産生作用を有するコエンザイムQ10の摂取で卵子数・卵子の質の低下を抑制できることが判明しました。

上記論文は、高齢の不妊女性へのCoQ10のサプリメント摂取はミトコンドリア活性を高め、卵巣機能を向上させ、妊娠しやすくなる可能性のあると結論付けています。

生殖機能はミトコンドリアのパワーで活動しているので、いかにミトコンドリアの活性化が精子と卵子に好影響を与えるかがわかるかと思います。

妻が飲むべき成分⑥ オメガ3

DHAやEPA、ALAを多く含むオメガ3ですが、オメガ3の摂取によって卵子の質を改善できることが期待されています。

オメガ3脂肪酸摂取量や血中濃度が高いほど妊娠率や出産率が高いことが分かっているのです。

ハーバード大学のEARTH Studyチームは、体外受精に臨む女性232名からランダムに100名を選び、治療周期3日目から9日目に血中のオメガ6系脂肪酸とオメガ3系脂肪酸を測定し、その後1年間の136周期との治療成績との関連を調査。

その結果、血中のオメガ3系脂肪酸のDHAやEPA濃度が高いほど妊娠率や出産率が高く、DHAやEPA濃度が1%上昇するごとに妊娠率や出産率は、どちらも8%増加したというのです。

上昇効果はEPAのほうが大きく、EPA濃度が1%上昇するごとに妊娠率は10%、出産率は15%、それぞれ増加した。その一方で、オメガ6系脂肪酸やトータルの必須脂肪酸濃度、さらには、オメガ6とオメガ3の比率については、いずれも治療成績に関連しませんでした。

このことからDHAやEPAの摂取量や血中濃度が高いほど妊娠率や出産率が高いことがわかりました。

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しかし、なかなか毎日青魚を大量に継続することは困難です。

ですから、オメガ3はサプリメントで不足分を補うよう、魚やくるみを摂取しない日は、服用を検討してみることが必要です。

妻が飲むべき成分⑦ アルギニン

アルギニンと聞くと男性の勃起力への効果が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、実は女性にも好影響を与えます。

アルギニンが妊娠に与える影響
  • 子宮内膜を厚くしてくれる
  • 妊娠しにくい女性の妊娠促進効果
  • 妊娠高血圧症候群の予防効果

子宮内膜を厚くしたいと願う女性は意外と多く、その場合はアルギニンを摂取しましょう。

Fertility and Sterility Vol. 93,No. 6, April 2010, 1851-8

子宮内膜(EM)が8mm以下と薄く、子宮放射状動脈抵抗値(RA-RI)の高い61例の患者に対し、ビタミンE(600mg/日)、L-アルギニン(6g/日)を服用してもらい比較した。結果、ビタミンEはEMを52%改善し、RA-RIを72%改善したのに比べ、L-アルギニンはEMを67%改善し、RA-RIを89%改善した。

アルギニンは子宮放射状動脈の血流と内膜を増加させる効果が期待できます。

これは子宮内膜を厚くするという効果が期待できることを示したものになります。

夫が飲むべき成分① 亜鉛

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ではここから男性が服用すべき成分へ切り替えましょう。

まずは筆頭の亜鉛です。

精子を形成している成分としても亜鉛は有名で、精液中の亜鉛濃度は血中の100倍にもなります。

少し前に、亜鉛を摂取しても効果がないとされる論文が出されましたが、100倍もの濃度がある理由まで解明できていませんでした。

生物は体内に無意味なものを過剰に保存しておく理由はありません。

必ず理由があるのです。

そこを解明しない限り、「効果はない」とは言えません。

Sci Rep 2016; 6: 22386

精液所見と精液中の亜鉛濃度についてこれまでに報告された20論文から、男性不妊2,600名と対照群867名を抽出し、メタアナリシスにより解析。男性不妊群は対照群と比べ、精液中の亜鉛濃度が有意に低下(64%減少)していました。亜鉛サプリメント投与により、精液量、精子運動率、正常形態精子が有意に増加しました。

この論文は男性不妊群は対照群と比べ、精液中の亜鉛濃度が有意に低下することを示しています。

亜鉛サプリメントの有効性については論文がまだまだ少ないため断定とまではいきませんが、亜鉛サプリメントにより、精液量、精子運動率、正常形態精子が改善する可能性が十分あります。

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ここで注意点ですが、男性が亜鉛を摂取する場合は高濃度での服用こそ意味があります。

通常のサプリメントで表示されている1日分目安では維持程度に留まり、精子力の改善にまで至りません。

2倍とまでは言いませんが、せめて1.5倍程度の濃度を毎日継続することで改善の兆しが見えてくるでしょう。

AV男優のしみけんさんは1日の亜鉛摂取量は常人の6倍です。

普通の人と同じことをしていては劣っている人は追いつくことすらできないわけです。

  • 精子数
  • 精子運動率
  • 精子奇形率

この3つ全てを改善できる可能性があると言われている成分は亜鉛・葉酸・抗酸化物質・オメガ3の4つしかありません!

夫が飲むべき成分② 葉酸

男性が葉酸を摂取したほうが良いというイメージはまだまだ認知不足です。

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葉酸=女性が飲むものと思っている人が多いと思いますが、そんなことはありません。

男性が葉酸を服用することで精子の質を向上・改善することに非常に期待されています。

男性不妊は精液検査によって基本4つの症状に分けられます。

  • 乏精子症・・・精子が少ない
  • 精子無力症・・・精子が活動的ではない
  • 精子奇形症・・・精子の形が悪い
  • 無精子症・・・精子がない

そして葉酸はこの4つの中で、乏精子症・精子無力症・精子奇形症を改善する効果が期待されています。

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中でも葉酸は特に精子奇形率に影響があると言われています。

DNAの損傷を抑えてくれるのがこの葉酸になるのです。ですから男性も葉酸を服用したほうが絶対に良いです。

自分はDNA損傷は大丈夫だろうと思う人もいるかもしれませんが、それは間違いです。精子は精巣上体を通過して、射精に至りますが、精巣上体を通過する際、必ずと言っていいほどDNAへダメージを受けます。

Andrology 2017; 5: 704(イラン)doi: 10.1111/andr.12351

2013〜2015年に健常男性85名、精子無力症70名、乏精子症70名、高度乏精子症70名、無精子症70名の男性を対象に、精液検査、MTHFR遺伝子多型、ホモシステイン濃度、食事調査を行い、その関連性を検討。精索静脈瘤、抗癌化学療法、クラインフェルター症候群、AZF遺伝子欠失、嚢胞性線維症、喫煙、アルコールをたしなむ方は除外しました。血液中のMTHFR遺伝子多型は、精子のMTHFR遺伝子多型と一致しました。MTHFR遺伝子多型がC677T-TTの場合に、ビタミンB12と葉酸摂取が少ない方は、精子濃度と精子運動率が有意に低下していました。

残念ながら無精子症の場合は精子は作られませんが、この論文は食事調査に基づいた葉酸とビタミンB12の摂取量が多い方が、精子無力症と乏精子症の方の精液所見が良いことを示しています。

つまり、葉酸を継続服用していくことで、精子無力症や乏精子症の改善に期待が持てるという男性不妊者にとっては非常に嬉しい論文です。

以上のことからも、酸服を用することで精子の運動率、質(奇形率)に影響することがわかるかと思います。

夫が飲むべき成分③ 抗酸化物質

女性が服用すべき成分にも登場してきましたが、生殖機能である卵子や精子はミトコンドリアのパワーによって活動しています。

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そのミトコンドリアのパワーの源になるのが抗酸化物質です。

卵子も抗酸化物質の服用によって若返ることはできませんが、今卵子ができる限り良い状態を維持することは可能です。

8ヶ月の高齢マウス40匹をコントロール群とCoQ10摂取群に分けて、18週間飼育。摂取期間終了後、卵巣刺激を行なったところ、CoQ10摂取群では、活性酸素濃度が低下し、ミトコンドリア活性度が向上し、卵巣刺激によって、正常な卵子数が顕著に多くなりました(コントロール群:摂取群=11.7:19.2)。

The use of mitochondrial nutrients to improve the outcome of infertility treatment in older patients, Yaakov Bentov, et al., Fertility and Sterility, 93(1), 272-275 (2010).

女性の卵子は胎児のときに一生分が作られますが、加齢に伴い卵子の質は低下し、受精率も低下します。

その理由は、酸化ストレスとミトコンドリアのエネルギー産生効率の低下によるもので、抗酸化作用とエネルギー産生作用を有するコエンザイムQ10の摂取で卵子数・卵子の質の低下を抑制できることが判明しました。

上記論文は、高齢の不妊女性へのCoQ10のサプリメント摂取はミトコンドリア活性を高め、卵巣機能を向上させ、妊娠しやすくなる可能性のあると結論付けています。

夫が飲むべき成分④ オメガ3

  • 精子数
  • 精子運動率
  • 精子奇形率

この3つ全てを改善できる可能性があると言われている成分は亜鉛・葉酸・抗酸化物質のつしかありません!

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数年前まではこの3つだけと言われていましたが、今ではここにオメガ3を加えた4つと言われています。

女性が服用すべき成分でも紹介し、摂取量や血中濃度が高いほど妊娠率や出産率が高いと解説しましたが、精子にも非常に恩恵があります。

Hum Reprod 2012; 27:1466
99名の男性の精液所見と脂肪摂取を横断研究により調査。飽和脂肪酸の摂取量が多いほど、精子の数が少なくなっていました。一方、不飽和脂肪酸であるオメガ3脂肪酸摂取が多いほど、精子の奇形率が少なくなっていました。

精子の数に関してはオメガ3摂取で改善されたという報告はそれほど多くありませんが、オメガ3を摂取することで精子の奇形率を減少させる可能性を示したものは多くあります。

バイオロジー・オブ・リプロダクション ペーパーズ・イン・プレスBiology of Reproduction’s Papers-in-Press サイト8月15日号に発表された研究において、21~35歳の健康な男性の集団が毎日75グラム(約2.5オンス)のくるみを摂取したところ、精子の活力、運動性、形態(正常な形状)が改善したことを報告。

くるみは、植物性オメガ3脂肪酸であるALAが豊富な唯一のナッツ類であり、今回の研究ではくるみ由来のALAの摂取量が多いほうが、ダウン症候群などの遺伝的異常をもたらしうる細胞染色体数異常の発生頻度が低いという相関性も同時に報告されています。

  • 1日75gのくるみが精液の質に与える影響を調べた結果です。
  • ふだん西洋式の食事をとっている健康な若い男性117人が試験に参加。
  • 12週間にわたり参加者の約半数に1日75gのくるみを摂取させ、残りの半数は比較対照群としています。

12週間後、くるみ群は対照群と比べて、男性の生殖力の重要な要素である精子の活力、運動性、形態が改善されたものになります。

オメガ3が精子の運動率と奇形率に大きく影響することが分かるかと思います。

妊娠したい夫婦が摂取すべきサプリメント

ここまで妊娠するために女性が服用すべき成分と男性が服用すべき成分を解説してきましたが、どうですか?

知る前と後では服用したい気持ちや継続を頑張ってみようとする気持ちが違うのではないでしょうか?

妊娠するためには卵子×精子×タイミングが必要不可欠です。

妊娠を目指してから、卵子だけの準備、タイミングだけ合わせるなど1つのことだけをやるのではなく、3つ同時に準備するべきです。

妊活に「後でいい」「まだいい」は通用しません。

特に女性には年齢というリミットがあります。

今は時間が作れても、来年は環境が変わって多忙になるかもしれません。

そう考えると、妊娠を目指したらできるだけ短期間にまず妊娠に至ること、出産に至ることを考えて行動するべきです。

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もし、あなたがやる気になっているのであれば旦那さんを巻き込んで夫婦で同時に妊娠へ向けて本気で取り組んでみてください。

ただ、ここからサプリを探すわけですが、世の中には妊娠に良いと言われているサプリが多すぎますので厳選してご紹介します。

全てのサプリが女性は当然として、男性が服用してもしっかり意味のある成分構成になっていますので夫婦二人で同じサプリを服用することができます。

女性の中には9種類や10種類のサプリを併用している人もいますが、そこまでたくさん摂取する必要はありません。

良いと言われると何でも服用したくなる気持ちはわかりますが、過剰が逆効果になることもあります。

女性の場合、必要な成分をしっかり網羅しながら、可能な限り多種の成分を日々継続して体内に取り入れることが何より重要です。

女性がサプリを服用するポイント
  • 服用すべき成分がしっかり網羅されていること
  • できるだけ多くの成分を1度に摂取できること
  • 経済的に継続できる金額であること

逆に男性の場合、多少過剰摂取でも問題ありません。

現状、精子に問題がなければ、奥様と同様の服用量でもしっかり結果が出ますので大丈夫です。

ただし、もし精子数が少ないなど男性不妊であるなら奥様と同等の濃度では、まず改善は厳しいので1.5倍~2倍の濃度で改善を目指すべきと考えます。

男性がサプリを服用するポイント
  • 現状、精子に問題がなければ奥様と同量で問題ない
  • もし、男性不妊等であれば、良いと言われる成分を高濃度にして服用を
  • 精子が作られるまで3か月を要するので根気が必要
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実際私は2倍程度の濃度で精子が大きく改善し、精子数40倍、精子運動率2倍にまで向上し、妊娠に至っています。

もし高濃度を希望でしたら当サイトに数多くの情報が載っていますのでご覧ください。

では夫婦で服用すべきサプリを3つご紹介しますが、成分の詳細に関しては上記で全て解説していますので復習してみてください。

夫婦で服用すべきサプリ【ママオメガ】

日本にもこういう成分構成のサプリがあるのか!と驚いたサプリの1つです。

何故なら葉酸とその成分の中にオメガ3が高配合されていたからです。

もちろんママオメガですがパパが飲んでもいいですよ。

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女性にも男性にも期待大のサプリですね。

ママオメガのポイント
  • 葉酸480㎍(通常のサプリは400)と高配合でビタミンB12も配合
  • オメガ3が高配合でさらに60種類の栄養素配合
  • Amazon、楽天で取扱いなし
  • 定期縛りはなく、いつでも解約可能
  • 20代後半から30代後半まで妊娠を目指す世代におすすめ

夫婦で服用すべきサプリ【マカナmakana】

非常に有名なサプリメントで、実はたち夫婦が妊娠を目指していた際、妻にはなにも問題はなかったのですが、唯一服用してもらっていたのがこのマカナになります。

葉酸は400㎍と普通ではあるものの、その他成分が90以上とかなり豊富です。

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オメガ3にコエンザイムというドッキングはなかなかありません。

マカナmakanaのポイント
  • 葉酸400μgと栄養素90以上で栄養不足を補いつつ、葉酸を摂取可能
  • オメガ3に加え還元型のコエンザイムQ10はそうそうない組み合わせ
  • 妊娠を目指した時期から夫婦で服用するサプリとしておすすめ
  • 楽天で5162円、Amazonは取扱いなし、最安値は公式からの定期コース3980円

夫婦で服用すべきサプリ【ベルタ葉酸マカプラス】

「ベルタ」という名前は妊活で1度は目にするかもしれません。

葉酸サプリ等で非常に有名で、総販売数250万個も売れていて、これだけで安全と信頼度がわかりますね。

希少な日本産マカを30㎎と高配合していますので、女性の妊娠だけでなく男性の場合勃起維持にも効果が期待できます。

ベルタ葉酸マカプラスのポイント
  • 葉酸400㎍と合わせて日本産マカ30㎎と高配合
  • さらに還元型CoQ10、亜鉛、DHA・EPA、亜麻仁油、ピニトール、スピルリナ、14種類の野菜し、250万個もの販売数
  • 楽天定期購入で6980円、最安値は公式からの初回1980円で2回目以降4480円
  • 6か月の定期縛りだが授乳まで必要な成分という点を考えると6か月分でも足りません

成分数は多くない分、還元型コエンザイムQ10、亜鉛がこれだけ入っているのでしっかり調べられた成分配合だなと感じますね。

経済的不安を抱いているご夫婦へ

サプリメントって意外とお金がかかりますよね。

もし1か月3000円のサプリを数か月、さらに夫婦で服用するとなるとなかなかの金額になると容易にわかると思います。

ただ、今回ご紹介したサプリは多種成分を配合している妊活サプリですので実はまだ安価な方です。

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化粧品でいうオールインワン商品のようなものですね。

女性の場合はオールインワンサプリで十分なのであれもこれも手を付けなくて結構です。

どれか1つだけに絞って服用していてください。

しかし、上述もしましたが、男性の場合、これだけでは足りない場合がありますので、しっかり自分の精子を確認してから妊活をスタートしてください。

場合によっては、精子の劣化に気づかずに、無駄な時間を過ごしてしまう可能性だってあるのです。

 

定義としては妊活を始めて1年、なかなか妊娠まで至らない場合、不妊治療を受けることを推奨されています。

不妊治療というのは以下の順にステップアップしていきます。

  • タイミング方
  • ➡人工授精
  • ➡体外受精
  • ➡顕微授精

不妊治療は金銭的に負担がかかります。

そしてその負担は治療期間が長いほど大きくなります。

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想像してみてください。

タイミング法だけでしたら基本、診察代だけでしょう。

人工授精になるとそれに毎月2万円ほどかかります。当然時間的、精神的負担も加わっていきます。

体外受精になると1回の金額が20万~50万ほどになり、時間的、精神的負担は人工授精の比ではありません。

さらに顕微授精になると1回の金額が40万~70万ほどになり、全負担はかなりのものとなり、そこで失敗してしまうとストレスはMAXになります。

なにせ顕微授精以上の不妊治療はないのですから。

お分かりでしょうか?

人工授精までに妊娠を目指すべき十分な理由ではないでしょうか?

最悪な将来を考えてみると、毎月サプリ代で2万円かからない程度はなんとでもなりますし、それくらい本気で取り組まなければいけません。

決してお金の問題ではないのですが、これくらいの出費ができないようでは、本気にはなれていない証拠です。

心から子供が欲しい、ママになりたい、パパになりたいと願うのであれば、最短期間で妊娠ができるように、夫婦で協力するべきなのです。

 

また現代の医学では判明できない、判断できない原因もあります。

妊娠を成功まで導く確立された絶対的方法は今の医学をもってしても未だにありませんので、過剰な期待は禁物です。

何を信じて、何を始めればいいのかわからず、不安で、ストレスだけが溜まる状態。

でも、そのままでは何も変化が起きないですし、何も改善されません。

何かを始めないと変えられないのです。

残念ながら服用したすべての人に効果があるわけではありません。

しかし、100%の人に効果がないものでも、もしかしたらあなたには効果があるかもれません。

その挑戦を無駄だと思うのか、子供ができる可能性を1%でも向上させようと行動するのかが大切です。

サプリでの改善率は30~60%とも言われていますが、20代の健康的な男女がタイミングを合わせても妊娠の確率は20%と言われています。

妊娠の確率よりも高いと言われているサプリでの改善に挑戦してみてもいいと思える数字ではないでしょうか?

 

不妊治療には時間がどうしてもかかります。

そして不妊治療をした人は必ず同じことを思います。

「もっと早くやっていればよかった・・・。」当然私も思いました。

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想像してみてください。

あなたの今の迷いのせいで、妊娠するチャンスを逃し、周囲は子供がいて幸せそうなのに、自分には子供がまだいなく、もどかしい生活を送っている姿を。

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想像してみてください。

子供が欲しくて欲しくてたまらないのに、行動を起こさなかったことで、妊娠できる年齢を過ぎてしまった時の後悔を。

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想像してみてください。

今、夫婦で本気で妊活に取り掛かったことで数か月後、奥様の妊娠が判明して、かわいい赤ちゃんを抱っこしている幸せそうな二人を。

あなたの、あなたの奥様の年齢によっては手遅れになることさえあります。

不妊治療には、まだいい、後でいいはありえません!

妊娠の可能性は1か月に1度しかありません!

1年に12回しかありません!

12回中12回挑戦できる保証もありません!

妊娠できる今という時間をどうか大切に使ってください。

妊娠=卵子×精子×タイミングです!
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