【見た目からわかる?】男性不妊になりやすい人の7つの特徴

不妊知識
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  • 男性不妊てなんだろう?
  • 男性不妊にはどういうものがあるの?
  • 男性不妊の主な原因を知りたい。
  • 男性不妊になりやすい人の特徴が知りたい。
  • 旦那が不妊かもしれないと不安なので男性不妊について知りたいし改善したい。
  • なかなか子供ができないので男性不妊を疑っています。
  • 自分が男性不妊ではないかと男性不妊を調べている。

こういう疑問にお答えします。

この記事でわかること
  • どういう症状が男性不妊と呼ばれるのかがわかる
  • 男性不妊の原因や、なりやすい人の特徴がわかる
  • 原因を回避したり改善することで妊娠する確率が高まる

男性不妊は女性不妊に比べると割合が少ないイメージを持っているかもしれませんが、実際は50%近くが男性が原因の不妊症になります。不妊は女性だけの問題ではなくなっているのです。

不妊の定義や割合に関してはこちらをご覧ください。

男性不妊になりやすい人の7つの特徴

男性不妊には生まれつきの先天性生まれた後の後天性のものがあります。

先天性の男性不妊の原因は、様々な遺伝的要因や、発育段階で受けた影響等で、性機能不全になるものをいいます。そして男性不妊になりやすい人の特徴は基本的には後天性の要因と類似しています。

特にわかりやすい特徴を7つご紹介します。

喫煙・タバコを吸っている

タバコは男性不妊の原因にもなります。

実際に喫煙者は非喫煙者に比べて精子量が10~17%減少、精子の運動量減少などという結果も出ています。

私も喫煙をしていました。かれこれ20年近くです。

禁煙をするのは非常に大変です。辞めたことでストレスとなり、それが奥様等へ飛び火するのは良くないことです。

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この10~17%の精子量減少があなたにとって多いと考えるか、少ないと考えるかで意識が変わるはずです。

精子とタバコの影響について詳しくまとめていますのでこちらをご覧ください。

過度の飲酒・アルコール摂取

アルコールを分解する酵素というものがあるのですが、それは精巣内にあります。

過度なアルコール摂取により、アルコールを分解する際にできるアセトアルデヒドという毒性の高い物質が精巣内で増えてしまい、精子を作る力を減退させてしまいます。

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毎日多少の飲酒は体には良いというデータがあるのですが、それは適量での話。

毎晩晩酌をしたり、飲み会での飲酒量が過剰である生活を送っているとそれが男性不妊の原因となります。

アルコールが精子に及ぼす影響についてはこちらでまとめています。

またコーヒーも妊娠にはよくないと耳にすると思いますが、こちらでまとめています。

ビタミン不足・栄養不足

精子は活性酸素の攻撃を受けやすいため、活性酸素に対抗するビタミンが不足することも不妊の原因となります。要は栄養不足です。

活性酸素を消去する働きのある抗酸化ビタミンを緑黄色野菜や果物から積極的にとるようにしましょう。

ビタミンEは脂質を主成分とする細胞膜内にとどまって酸化を防いでくれますし、ビタミンはC細胞内で活性酸素を消す働きをします。

近年、日本人は食事が欧米化しています。日本食を毎日取っていれば問題なかったはずですが、今となってはなかなか難しい話です。

食生活の変化はサプリメントで補うのが一番手っ取り早いです。

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私はサプリで栄養不足を解消していましたし、精子改善の要因の1つになったのではないかと思っています。

ただ食事を根本から変える気力があるのであればそれに越したことはありません。

栄養不足と不妊に関してはこちらで説明しています。

肥満・太りすぎ

肥満の程度を示す数値であるBMIが高いほど正常な精子数や精子の量が少なかったという実験の結果があります。

原因として、精巣の周囲の過剰な脂肪による加熱や、肥満によるホルモン値の変化などがあげられています。

逆に過度のダイエットも男性不妊の原因にもなります。食べることもダイエットも、適度を心がけることが大切です。

BMI計算式としては、体重(キログラム)÷身長(メートル)÷身長(メートル)で計算して小数第二位までを求めます。以下がWHOの基準となっています。

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肥満はいいことが何もありません。自分の体重管理は大切です。

肥満が精子に与える悪影響に関してはこちらをご覧ください。

疲労・ストレス

現代人とは切っても切り離せない疲労やストレスも男性不妊の原因とされています。

疲労やストレスが、男性ホルモンのテストステロンの分泌量を低下させ、性欲の減退や精子数減少、精子の運動量低下などを引き起こします

ストレスはほとんどの病気の原因とされてきたのはここ最近の話ですがストレスを溜めこまないことは長く健康でいるための秘訣ですね。

ただストレスをゼロにすることは不可能ですし不妊の時点でストレスになります。私はストレスを軽減する方法と考える時間を減らして対応しました。

コレステロール不足

生活習慣病の原因になるなど悪いイメージのあるコレステロールですが、不妊を避けるためにはある程度のコレステロールが必要とされています。

コレステロールは女性ホルモンや男性ホルモンの原料であるため、コレステロールが少ないと月経、排卵が不規則になり、男性にいたっては精子が未熟になってしまいます。

不妊症の人には、痩せている、肉をあまり食べないなど低コレステロールの傾向もみられます。

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コレステロールは高くても低くても妊活に関しては影響を与えます。適度なバランスが大切になります。

サウナが好きでブリーフを履いている

精巣は熱に弱いです。

精巣(睾丸)の温度は陰嚢の温度に比例します。精巣の熱刺激は精液所見を悪化させるのです。健常男性の陰嚢温度は、着衣、通気性、血流に依存するとされています。

男性は、下着はゆるめで、通気性をよくし、座位を長時間とらないことが大切です。

つまり長風呂やサウナ好きの男性は注意が必要です。同様な現象は、風邪やインフルエンザなどで高熱が出た際にも起こります。男性はカゼで高熱が出たらすぐに解熱剤を使いましょう。

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そう考えると長時間運転するトラックの運転手なんかもダメージがありそうですね。

熱と精子の関係性に関しては、こちらの記事で詳しく説明しています。

男性不妊かも?見た目でわかる特徴

ここまで男性不妊になりやすい人の特徴の中でも、わかりやすい7つをご紹介してきましたが、ここからはもう少し細かく見ていきたいと思います。

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見た目だけでもある程度判断できるものもあるのです。

睾丸・金玉が小さい

精巣の長さが平均的なサイズ4cmと比べて短い場合可能性はあります。

精巣は成長するにつれて当然大きくなっていくのですが、十分な大きさにならないと自然妊娠に必要な精子を作りにくくなってしまいます。つまりそれが男性不妊の原因となります。

精巣がもし3㎝以下だった場合、精巣機能が低下している可能性はありますので、一度検査をしてみるべきでしょう。

精子数が少なくなっていたり、場合によっては無精子症になることもあります。

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ちなみに無精子症は男性100人に1人の割合です。

左右の精巣の大きさや触り心地が違う

最もわかりやすいお風呂上りに、裸で立った状態で調べてみてください。

ダランっとなっている状態の陰嚢が左右で大きさが違っていたり、表面の触り心地が違ったりしていませんか?

もし違いがあると思ったら精索静脈瘤の可能性があります。

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表面の違いというのは、ゴツゴツしていたり、蛇のような血管が浮き出ていたりという状態です。

この精索静脈瘤は厄介でして、男性不妊患者の4割に見られ、男性不妊の原因NO.1です。アメリカでは真っ先に精索静脈瘤かどうかの検査が行われるほどです。

精索静脈瘤についてはこちらで徹底的にまとめています。

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ちなみに二人目不妊の8割はこの精索静脈瘤が原因とされています。無視できない数字ですよね?

肛門から陰嚢までの長さが短い

アメリカ、ベイラー医科大学の実験結果によるものです。

Michael Eisenberg氏らは、97人の不妊男性と75人の正常男性のAGDを比較したところ、前者の平均値±標準偏差が31.8±11.3ミリメートルだったのに対し、後者の平均値±標準偏差は44.6±14.1ミリメートルでした。この差が不妊と関係なく、偶然に起こりうる確率(P値)は100分の1以下と、統計学的にも有意な差とのことです。そして、人種の差やその他、身長、体重、ホルモン量などの生理学的差を補正しても、AGDは、男性の不妊性と有意に相関した。

要は肛門から陰嚢付根までの距離が短い場合、精子の質が悪く、精子数の低下を招くリスクが7.3倍にもなるというものです。

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長さの平均が1.8mmで39.7mm以上で安心とあります。

ちょーっと計測しにくいですが、不安であれば一度見てみるといいでしょう。

精液の量が少なく感じる

日本人の一般的精液量は2ml程度です。たったの2mlです。AVなどの見すぎでもっとドバッっと出ると思っているかもしれませんが、現実にはこの程度になります。

精子は肉眼では見えませんので、精液と精子は別物なのですが、比較的比例していると言われていて、2mlより精液が少ない場合は精子量も少ない傾向があります。

その場合、最低基準である1500万匹(1ml中)に達していないことが多く、妊娠率はかなり厳しいものとなります。

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精子の基準値については後述しますね。

精液の色の変化で男性不妊とわかるのか?

精液の色が普段と違うことで心配し、悩んでいる男性もいることでしょう。

色が赤や黄色、茶色だからと言って精子に異常があって男性不妊か?というと必ずしもそうではありません。それどころか不妊に繋がらない場合がほとんどです。

【赤・黄・茶色】精液の色がいつもと違う!?精子に影響はないのか?で詳しくまとめていますのでご覧ください。

あなたの病歴からわかる男性不妊

一部の病気が原因で男性不妊になるケースがあります。そしてそれは誰でも聞いたことがあり、発症する可能性がある病気です。

特にまだ子供の頃に罹ってしまった場合、その経験を知らないまま大人いなっている場合もありますので、あなたの病歴を家族に聞いてみるのも良い機会かもしれません。

思春期を過ぎてから、おたふく風邪を経験した

思春期以降の話ですが、おたくふ風邪にかかると、睾丸炎になる恐れがあります。その場合、睾丸が腫れて大きくなります。そして精子を作る機能に影響が出てしまうことがあるのです。

睾丸炎から生殖能力の障害に発展するのは10%程度であるとされる報告があります。

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おたふくだけじゃなく風疹も危険だよ!

風疹やおたふく風邪と男性不妊の関係についてはこちらで詳しくまとめていますのでご覧ください。

幼い頃に鼠径ヘルニアの手術を受けた

実はこれ、結構いらっしゃいます。まずは子供の頃に手術したのかどうか確認が必要です。

鼠径ヘルニアの手術をすることで精管を閉じてしまったり、癒着によって閉じてしまうことがあります。その場合、精子が通れないわけですので、不妊に繋がってしまいます。

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手術した人の25%の精管が塞がってしまうというデータがありますので確率は低くありません。

性病になった経験がある

性病はあなたが思っている以上に危険なものです。

自覚症状があまりなく、気づいた頃には家族にうつしてしまっていることが最も危険で愚かです。場合によっては取り返しのつかないことになりかねません。

男性不妊になる可能性がある性病は2つです。放置することで最悪の場合、精子がゼロになります。妊娠どころの話ではないわけです。

男性不妊になる2つの性病について解説しています。

生殖機能低下によるもの

勃起不全であるEDや膣内射精障害など、生殖機能の低下による場合も男性不妊の1つになりますが、後述しますが、このEDなどが原因で不妊である男性はほんの極一部です。

男性不妊=EDとイメージする人は多いかもしれませんが、現実はそうではありません。

また男性不妊も年齢の影響を受けるため、なるべく早く原因特定した方が、妊娠の可能性は高まります。

迷っていたり悩んでいるその時間こそ無駄です。行動あるのみです!

男性不妊の原因となる病状

男性不妊には生まれつきの先天性生まれた後の後天性のものがあります。

先天性の男性不妊の原因は、様々な遺伝的要因や、発育段階で受けた影響等で、性機能不全になるものをいいます。

性機能不全とは、性的欲求や性的興奮とその最高潮などが、減退・欠如する状態をいいます。

性機能不全にはこういうものがある

  • 勃起障害(ED、勃起の状態や持続時間が不十分で性行為が行えない又は不十分な状態)
  • 早漏(射精が早期に生じ、性行為に満足を得られない)
  • オルガスムス障害・遅漏(オルガスムスに達ない、又は時間がかかりすぎ、射精困難で満足が得られない)

後天性の男性不妊の原因は、ストレス、アルコール、喫煙、肥満・糖尿病、病気や薬の影響、精巣の損傷もしくは機能障害、精子の産出あるいは射精に関するトラブルなど様々なものが考えられます。

先天性に関しては決してあなたにも、あたなの家族にも非はありません。後天性に関しても病気での影響の場合は致し方ないものになります。

ただ、その多くはご自身の生活スタイルが悪影響を及ぼしているのが事実です。

男性不妊のほとんどを占めている造精機能障害

男性不妊の原因の約90%近くが造精機能障害です。つまり勃起不全が原因である男性不妊は少数になります。

男性不妊=勃起不全や勃起維持が難しいという方向へ考えてしまいがちですが原因はそこではないのです。精子をつくり出す機能自体に問題があり、精子をうまくつくれない状態を造精機能障害と言います。

精巣や内分泌系(ホルモン分泌等)の異常が障害をひき起こします。一度の射精で精子の数は数億とされてます。

そのうち、子宮の前で99%が死滅し、子宮には数十万以下となり、卵子の周囲まで到達できるのは数百以下とされています。

そのため精子の数が少なかったり、運動性に乏しい場合は卵管に到達する精子が減り、妊娠しない原因となります

現在では男性の精子力が衰えてきていて、精子が数億に達していない状態の男性が増加傾向にあります。

造精機能障害の種類は大きく3つに分けられます。

造精機能障害3つの種類
  • 乏精子症
  • 精子無力症
  • 無精子症

精子の数が少ない「乏精子症」

精液の中に精子はいるけれど、その数が少ないという症状です。精子の数が基準を少し下回る程度であれば、タイミング法などを行います。

さらに精子の数が少ない場合、人工授精、体外受精、顕微授精等の不妊治療を行います。私がこれでした。

精子が少ない乏精子症に関してはこちらの記事でまとめています。

精子の元気がない「精子無力症」

精子の数は正常にいるけれど、製造された精子の運動率が悪い症状です。その精子の状態により人工授精や顕微授精などの不妊治療を行ないます。

乏精子症と併発していることが多く、私もこれに該当していました。

精子の運動率が低い精子無力症に関してはこちらの記事でまとめています。

精子が見当たらない「無精子症」

造精機能障害の中でも重い症状です。精液中に精子が一匹もいない状態ですが、精巣や精巣上体に精子が存在していれば、顕微授精などの不妊治療で受精・妊娠することが出来ます。

無精子症には閉塞性無精子症と非閉塞性無精子症に分けられます。

無精子症に関してはこちらの記事で説明しています。

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精液が出ているから精子がいると判断するのは間違いですので注意してください。

閉塞性無精子症

精子の通り道である精管の一部がつまる等、癒着しているため、精子が運ばれずに、精液のなかに精子がいない状態です。

非閉塞性無精子症

そもそも精子が作られていない状態です。無精子症の中でも厳しいものとなります。

二人目不妊の多くがなっている精索静脈瘤

陰嚢内の温度が上がる等から精巣の発育不全などを発症し、精子形成に悪影響を与えます。

男性不妊の中で、この精索静脈瘤である割合は結構高いので、まずはこの精索静脈瘤かどうかを疑うべきだと考えられています。

また一人目の妊娠は何も問題がなくても、二人目ができない場合も精索静脈瘤の疑いが出てきますので注意してください。

男性不妊原因で最も多い精索静脈瘤に関してはこちらでまとめています。

割合が少ないその他の病状

それほど多くはありませんが、その他の男性不妊の病状にあります。

  • 膿精液症:前立腺や精嚢等の炎症により、精液中に白血球が増え、精子の運動率を低下させてる状態です。
  • 無精液症:精液が造られない状態です。
  • 逆行性射精:精液が尿道に送られずに膀胱に逆行する状態になります。
  • 勃起不全(ED):性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起が維持できない、満足な性交が行えない状態を言います。
  • 膣内射精障害:膣内で射精することが困難になる状態です。

無精子症だからと諦めるのは早い

私の場合、50万という数少ない乏精子症と稼働率30%台の精子無力症を併発していました。さらに膣内射精障害にも陥っていました。

それでも無精子症であったというショックに比べれば小さなことなのかもしれません。もっとも重い症状は無精子症になります。精子が1匹も見当たらない状態ですが、それは射精した精子内での話です。

精子の数については、自然の妊娠にはやはりある程度の数が必要です。

ただ、数と受精率が比例するかというと、そうでもありません

同じ人で何回か検査すると所見ではばらつきが大きく、精液の検査は、実は不安定で不正確なものです。

顕微授精によって、無精子症の人も、手術で睾丸を切ってみて、精子を1匹でも取ることができれば受精卵を得ることが可能です。

ただし、動いている精子でないといけません。1匹いればそれでいいわけではありません。

500人に1人くらいいるといわれるクラインフェルター症候群の人でも丹念に精巣の中の精細管を探すと精子が見つかることがあって、精子さえ見つかれば妊娠できます。

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顕微授精は、男性不妊者にとって、大きな救いです。

クラインフェルター症候群とは?:身体は男性であるが、精巣の発育障害、女性型の乳房、無精子症を示す病気。性染色体の構成がXXYになったものが多い。米国の医師クラインフェルター(H.F.Klinefelter Jr.)が報告。

精子を調べたい人はまず精液検査を

あなたの精子がどういう状態なのかを調べるには精液検査を受けなくてはいけません。それ以外の方法で判明できることもありますが、現実的には精液検査でないと詳しいことがわかりません。

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WHOによる精子の基準値・標準値が以下になります。

検査項目下限基準値
精液量1.5ml以上
精子濃度1500万/ml以上
総精子数3900万/射精以上
前進運動率32%以上
総運動率40%以上
正常精子形態率(厳密な検査法で)4%以上
白血球数100万/ml未満

精液検査を行うと上記数値と結果を照らし合わせて、精子が正常かどうかを判断することになります。上記で説明した、乏精子症や精子無力症などが判明するというわけです。

「まさか自分が」と思っている人ほど男性不妊かもしれませんよ?実際、私もまさか自分がと思っていましたので。

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せめて精子がいるかどうかだけでも調べておくと絶対に良いと思います。

精液検査についてはこちらでまとめています。費用や自宅でできるキットも紹介しています。

夫婦で話し合うことが一番大切

男性はプライドの生き物です。自分が不妊の原因であると判明した瞬間、女性にはわからない気持ちが湧いてきます。

しかし、女性の不妊の方が男性よりも心身ともに辛く厳しいです。

男性、女性関係なく、不妊を改善したいと思っているのであれば夫婦2人で取り組んでいかなくてはいけません。

男性不妊であるあなたは一人で悩んでいるのではなく、まずは最も信頼しているはずの奥様に相談してください。それが不妊改善への第1歩です。

旦那様に不妊の原因があったあなたは、もしかしたら旦那様の気持ちを察して、旦那様からの言葉を待っていませんか?そんな時間はないのです。

男女ともに年齢という回避できない不妊原因が日々進行しています。一安心するのは子どもが出来てからです。それまで苦しくて辛くて逃げたしたくなることもあると思います。とてもわかります。

しかし、そういう困難な時こそ夫婦の質が問われます。パートナーの価値がわかります。まずは話し合い、相談し、ベクトルの向きを合わせ、1歩踏み出してみてください。

不妊治療前に夫婦で話し合うべき内容についてまとめていますのでこちらをご覧ください。

まとめ

まとめ
  • 男性不妊には先天性のものと、後天性のものがある
  • 原因の9割は造精機能障害であり、EDはごく一部でしかない
  • 無精子症でも動いている精子が1匹でもいれば可能性はある
  • 喫煙、飲酒、栄養不足、ストレス、肥満、コレステロール不足が思い当たる人は男性不妊になりやすい
  • 精液検査はできるだけ早くうけるべき

まずはあなたの症状がどういうものなのかを知ることが必要です。そして生活習慣の乱れが大きな原因になっていることに気づいてください。

上記で紹介した特徴以外にも小さなことを含めればたくさん原因や特徴はあります。

例えば、血中の銅濃度が薄い・濃いなどですが、そのレベルになると我々一般人では分かりませんし、対応できませんので医師にお任せするようにしましょう。

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もし男性不妊原因が精索静脈瘤でもなく、精子の質を疑っているのであれば助けになれるかもしれません。

精子力を改善させる方法はこちらでまとめていますので参考にしてみてください。

参考文献

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